2009年8月16日日曜日

学生時代の友人に仕事を紹介された。

大学の同級生から電話が有って、一緒に食事でもどうと誘われてこの間一緒に飲んできました。

飲み屋で、友人は今の職を辞めて副業の方に専念したいと言っていて、副業でお世話になっている方々を紹介したいと言われ、ちょうど今日セミナーがあるということで行ってきました。

セミナーの開催者は相当儲かっているようでしたが、仕事の内容はネットワークビジネスと呼ばれるもので、参加そのものは簡単ですが収益化するには自分の下に顧客の勧誘と商品の販売をする人たちのツリーを作る必要があります。

友人は既にそれをやってある程度収益を出しているとのことでした。

あくまで販売している商品は無価値なものではないので、無限連鎖でも無いようなので、ねずみ講や悪徳マルチとは別物のようでした。

薬事法や特定商取引法などにも気を使っているようで、法に遵守しているかどうかは不明ですが法を守ろうという意識はあるようでした。

私にもやってみないか?ということで、私が人を勧誘して販売をする人を育成するのは苦手という話をすると、友人やその上の人たちが協力してくれるとまで言ってくれました。

とりあえず前向きに考えてみるということで、一度その会社について調べてから返事をするということにしたのですが、調べてみるとかなり先行き不安でした。

もちろん MLM という販売方法に多く問題があるのは知っていますが、法に遵守する限りは一応合法なので、副業としていいかなぁとも思ったのですが、、

中にはノルマを果たすために借金をする人までいて消費者保護センターへの相談が増えているそうです。

そして、彼らが借金して買った商品をさらに別業者が買い取り、小売りの入荷原価よりも安く売っているという…。

これでは馬鹿正直に親会社と契約して、入荷額と販売額の差額でも儲けるというのはまず難しそうです。

さらには、消費者保護センターの1つからアメリカ本社への警告書も着ているらしく、日本の法人が改善しないようなら本社に事業損害を与える可能性が有ると本社から報告書が書かれている様子。

売り上げ自体も、日本では減収続きの様で、参加してもメリットはなさそうだなということでお断りしました。

うーん、今の会社にいてもあまり儲からないのは確かなので、儲け話は大歓迎なのですが、今回は縁がなかったです。残念。